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なの花保育園のあゆみ

「ちいさいなかま」(2010年9月号)に掲載された
佐々木園長(当時)の「待機児解消は認可園の建設で」を
ご覧ください。



社会福祉法人なの花会は、2002年10月に江戸川区の認定保育室として30年あまり0歳児保育を行ってきたはこべ共同保育所とたけのこ共同保育所が母体となって設立しました。

30年間の保育をとおして0歳児から就学前までの一貫した保育をしたいという願い、子どもたちをよりよい環境の下で保育をしたいという願い、また子育て相談などが気軽にできる地域に開かれた保育園の建設をしたいという願いから保育園建設を進めることになりました。

卒園生、在園生の保護者の皆さんや、地域の皆さんの大きな励ましとお力添えをいただき、2003年9月、瑞江に67名定員のなの花保育園を開園することができました。

2011年4月には葛西地区で37年間0歳児保育を行ってきた認証保育所・たんぽぽ共同保育所を母体に、東葛西に79名定員のたんぽぽ保育園を開園しました。

2016年4月には平井地区で42年間0歳児保育を行ってきた認証保育所・つくしんぼ共同保育所を母体に平井に89名定員のつくしんぼ保育園を開園しました。

私たちは、未来を担うすべての子どもたちが、心身ともに健康で、自分を大切にし、友達を大切にする子どもとして成長するように、一人ひとりの発達の可能性を育む保育園を目指します。また地域の皆さんと共同して、地域の子育てを応援する保育園として、成長していきたいと思います。











共働きの父母のために保育所がほしい。公立で0歳児保育を−との運動から1972年8月、西小岩に「はこべ共同保育所」が開設されました。子どもを預ける親たちがバザーを月に2回行い、運営資金を作りました。

74年2月、江戸川区認定保育室としてスタート、地域の子どもたちに向けての文化行事や、子育てに役立つ情報発信「はこべニュース」を地域向けに定期発行したり、バザー会場で保育相談を行ったりしました。

しかし、92年には小岩地区の保育需要が減るなかで、国の補助金も減り、運営は危機的になりました。95年に葛西地区、東部地区で保育アンケートを実施したところ「瑞江に保育所を作って!」との声が届きました。96年4月、瑞江に分園を作りましたが、宣伝もしていないのにすぐ定員がいっぱいになりました。

2001年4月、小岩を離れ瑞江だけで継続し、03年3月で閉園しました。移転は6回余儀なくされOBをはじめ多くの方々からカンパなどのご支援を受けました。











西葛西に小島団地ができ、働く父母が「小島団地に保育所を作る会」を結成しました。近くの「たんぽぽ共同保育所」の経験を聞き、「0歳児保育と集団保育の意義」についての学習会などを行い、75年10月に古びたアパートを借り、認定保育室として開設されました。

運営は厳しく定期的にバザーをしました。地域の子育てセンターとして、「たけのこニュース」を発行し、離乳食学習会、子育て相談などを行いました。小島団地でのバザーが禁止され、場所を清新町コミュニティー会館に変更しました。

職員の高齢化などもあり、若い力に引き継ぐために新たな保育所建設をすすめることになりました。西葛西での0歳児保育は「たんぽぽ共同保育所」に集約し、2003年3月で閉園しました。

なの花
保育園を






はこべ、たけのこ両共同保育所関係者が中心となり「認可保育所を作る会」を組織し、保育所を建設する土地探しから、資金集め、社会福祉法人設立、東京都および江戸川区との交渉などを行ってきました。

なの花保育園の開園で「作る会」は解散、引き続き「支える会」に変更して、保育園を支援しています。会員向けに「支える会ニュース」を発行し、保育園の現状などをお知らせしています。


社会福祉法人 なの花会

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